今回は「戸建てでの宅配ボックス設置」がテーマです。
戸建てに宅配ボックスを設置することにはどんなメリットやデメリットがあるのか、どんな種類の宅配ボックスが設置できるのか、それらについて解説します!
戸建てに宅配ボックスを設置することのメリットデメリット
戸建てに宅配ボックスを設置することのおもなメリットは、以下の5つがあげられます。
●不在時でも荷物を受け取れる
●在宅時であっても手が離せないときなどに宅配ボックスに荷物を入れてもらえる
●宅配業者と対面で受け取る必要がないので、このご時世で人との接触をなるべく避けたい人にも適している
●宅配業者を装った不審者の侵入リスクを抑えられる
●ただの「置き配」よりははるかに安全性が高い
こうして見ると、戸建てへの宅配ボックス設置は、単に「不在時や手を離せないときでも荷物の受け取りができる」という利便性があるだけでなく、防犯面・安全面の点でもメリットがあることがわかりますね。
しかし、以下のようなデメリットもあるので注意してください。
●大きすぎる荷物・冷蔵便や冷凍便などは宅配ボックスに入れられない
●複数の荷物が配達されたときは宅配ボックスに入りきらない
●万が一盗難被害にあっても自己責任
戸建てへの設置もおすすめの宅配ボックスの種類はこの3種類!
マンションなどの集合住宅に設置されている宅配ボックスはコインロッカーのような感じの「宅配ロッカー」ですが、戸建てにそんな大がかりなものは設置できませんよね。
戸建てに設置できる宅配ボックスの種類は、以下の3種類です。
●簡易型
●設置型(据付型)
●壁埋込型
では、それぞれの種類ごとにどんな宅配ボックスなのかを説明しましょう。
簡易型は、その名のとおり簡易的な宅配ボックス。
鍵付きのクーラーボックスのような宅配ボックスを玄関前に置くだけのもので「数千円程度のものもある」という安さが魅力。
使わないときは屋内にしまえる、といった利便性もありますが防犯性は低いです。
設置型(据付型)は、小型金庫のような宅配ボックスを設置するというタイプ。
単に宅配ボックスを置くだけではなく基礎や外壁などに固定するので簡易型よりもはるかに防犯性は高いですが、価格も数万円とそれなりに高くなります。
壁埋込型は、壁に宅配ボックスを埋め込み、住人は玄関の外に出ることなく中から荷物を受け取れるタイプ。
防犯性も非常に高いですが大がかりな工事が必要でそのコストは数十万円にもなり、さらに「壁に埋め込むからこそ、あまり大きな宅配ボックスにはできない」という弱点もあります。