土地の購入を検討している方に人気があるのは、やはり角地。その中でも南向きだったりすると複数区画がある場合でもすぐに買い手が決まってしまいます。
この記事ではそんな角地に立地する土地のメリットの他に、気を付けなければいけない注意点についても紹介します。
角地にある土地を購入したいと思っている方、土地の購入をご検討されている方の参考になれば幸いです。
土地購入の参考にしたい角地のメリット
土地を購入して家を建てたいと思ったら、やはりけんとうするなら角地に目を付けることがおすすめです。
角地は人気が高いだけあり、人気を裏付けるメリットが多数あります。
今回はそんな角地における主なメリットを3つ紹介しましょう。
一つめは角地の性質上、二つ以上の方向から光が入ってくるため、陽当たりが良好であることです。
隣片側の隣や目の前が道路になっているので、光を遮るものがないことが理由です。
二つめは防犯面での安全です。
集合住宅であるマンションよりも一戸建てのほうが、窓やテラス部分などが開放的になっていることや、一般的にマンションは出入りする人が多いため人目につきやすいといった理由から空き巣などの不法侵入者に狙われやすいことは事実です。
しかし角地の場合は建物の2方向が道路に接しているため、1方向だけが道路に面している敷地より人目に付きやすくなっています。万が一不法侵入者の影があれば、通行人に通報してもらえる可能性が高いです。
三つめはメリットの多さゆえに、将来手放す選択をした際にも高額の売却が期待できることです。
神戸市内では条件を満たす角地の建ぺい率(建ぺい率とは)は、10%の緩和を受けることができます。
このことにより周辺のお家よりも10%、建築面積の広いプランでの建築が可能です。
また2つの道路に接しているために選択肢が多く、設計の幅が広がり自由度の高いプランの作成も可能となります。
こうしたことから、中古住宅として売り出しても魅力が多く、高値での売却が期待できます。
角地の土地購入の際に気を付けたい注意点
角地の土地を購入する際に気を付けたい注意点が3つあります。
一つめは良すぎる陽当たりが仇になってしまうケースです。
たとえば南西に位置する角地で、朝から夕方まで光が差し込んでくる土地といった場合、特に陽射しが過酷な夏の室内は室温が上がりがちになってしまう恐れがあります。
この場合はエアコンをフル活用して1日中つける、サンシェードなどで日光を遮断するなどの対策が必要です。
二つめは土地の価格が高いことです。
角地はメリットが多く建ぺい率の緩和もあるために、人気があり資産価値が下がりません。
ご自身の売却時にも恩恵を得ることができる高い資産価値ですが、取得するときにはやはりデメリットであると言わざるを得ません。
また、固定資産税も資産価値によって課税額が設定されるので、角地の土地を所有していると他の土地よりも課税額が高い金額になる可能性があります。
三つめは面する道路が多いため人目に付きやすく、車の走る音や人の話し声が気になる場合があることです。
人にもよりますが、道路に面していると車が走る音、行き来する人の声などが苦痛になることがあります。
また道路を歩く人の目にも付きやすいので、視線が気になる人は塀を高くするなどの工夫が必要です。
まとめ
土地を購入する際に角地は日当たりや建ぺい率の緩和などの魅力がありますが、メリットのみでなくまぶしさや購入額の高さなどのデメリットもあります。デメリットに関する対策も考え納得してから角地を購入するようにしましょう。
とはいえメリットとデメリットは表裏一体、一生の買い物にもなる住宅のご購入、一般的な良し悪しよりもご自身のライフスタイルや価値観を照らし合わせて検討することが一番ではないでしょうか。
以前掲載いたしました旗竿地のメリットなども併せてご覧いただくこともお勧めです。
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